みなとみらいでチル!埠頭のホテル「インターコンチネンタル横浜ピア8」に宿泊
停滞を繰り返しながら、50年以上にわたり開発が続いている、横浜みなとみらい地区。
景気が上向いてきた2010年代後半、この地区ではインバウンド誘致や2020東京五輪にむけて、数々の施設建設が計画されました。
開港160年を迎え、期待高まる開発事業。しかし、黒船に乗ってやってきたのは新型コロナウイルス。
開業・書き入れのタイミングで流行し、華々しくPRされるはずの開発事業が盛り下がってしまいました。
2019年開業
9月:「アパホテル&リゾート 横浜ベイタワー」※1
10月:「横浜ハンマーヘッド」※2、「インターコンチネンタル横浜ピア8」
2020年開業
3月:「KT Zepp Yokohama」※3
4月:「横浜みなとみらい国際コンベンションセンター」※4
6月:「横浜東急REIホテル」
7月:「ぴあアリーナMM」※5
9月:「横浜ベイコート俱楽部」※6、「ザ・カハラ リゾート&ホテル ヨコハマ」※7
※1 国内最大客室数(1棟)2311室を誇る超大型タワーホテル。盛大な披露式典とともに開業したが、半年後には、感染者向け療養施設および入国者隔離施設となった。
※2 客船ターミナル、ホテル、商業施設からなる複合施設。大型クルーズ客船への対応強化を目的に開発された。
※3 収容人数2,000人規模のライブハウス。2013年に惜しまれながら閉館した「横浜BLITZ」の斜向かいに開業した。
※4 パシフィコ横浜の拡張施設。海外の先進MICE施設に倣い、大規模パーティー開催が可能となる多目的ホールを擁する。国内最大級のMICE施設として、国際会議や大型インセンティブトラベルの誘致が期待されているが、コロナ禍では開業と同時に休館となった。
※5 世界最大級2万席の音楽アリーナ。鳴り物入りの開業となる筈だったが、感染拡大の影響で開業は当初の4月から延期となり、地元出身アーティスト「ゆず」による柿落としは映像配信に変更となった。
※6 「エクシブ」でお馴染みリゾートトラスト社による、富裕層&海外要人向け会員制リゾート。
※7 リゾートトラスト社による一般向け高級ホテル。ハワイの名門ホテルブランド「ザ・カハラ」初の海外展開第一弾として、みなとみらいが舞台に選ばれた。
地元民として、ここ数年の損失を取り戻してくれることを願います。
ということで今回は、みなとみらいにある「インターコンチネンタル横浜Pier8」の宿泊記です。
正面がPier8、右奥にグランドインターコンチ
インターコンチネンタル横浜pier8は、イギリスに本部を置く大手ホテルグループ「IHG(インターコンチネンタルホテルグループ)」の傘下、「横浜グランドインターコンチネンタルホテル」が運営するホテルです。
横浜市と地元企業が公民連携事業として開発を行なった、複合施設「横浜ハンマーヘッド」を構成しています。
横浜ハンマーヘッド
開発の主目的が客船ターミナルの整備であったため、埠頭という珍しい立地にあります。
「Pier8」の名前の由来
1階が客船ターミナル
5階建の3〜5階部分に客室があり、いわゆる超高層ホテルであるグランドインターコンチとは趣を異にしています。
入っていきます。
ゲストを出迎えるのは螺旋階段。
「砂浜で波に遊ぶ巻貝」がイメージだそうです。
フロントはこの上。
クラブラウンジにアクセスできるプランでは、5階ラウンジでチェックインを行います。
今回はラウンジにレッツらゴー。
サービスドリンクで一息つきながらチェックイン。
ほどなくしてアフタヌーンティーセットが運ばれてきました。
本格的なもので、味もバッチリ。紅茶もポットで提供されます。
かなりのボリュームなので、昼食は控えめにしておくのがよいでしょう。
ラウンジを出て客室へ向かいます。
途中で中庭が見えました。
雨の日には傘が用意されます。
中庭の端に回らない鮨屋があるんですが、小雨の日なんかにこの傘をさして入店すると、乙ですね。外国からのお客さんにウケそう。
今回予約をとったのは、クラシックみなとみらいビュー(ツイン・42㎡)のお部屋です。
入室するとすぐオープンクローゼットがあります。
ベッドルームに向かう途中、客室ど真ん中に水回りがあります。
部屋から丸見えじゃん!
と思いきや
スイッチ操作でガラスが不透明に。
渋谷の丸見え公衆トイレみたいな。
浴室と向かいあわせに洗面所があります。
バスグッズはグランドインターコンチと同じアグラリア。
その他アメニティは
マウスウォッシュが良いですね。
ソーイングセットには驚きました。
ナノケア。
ベッドルームはこんなかんじ。
なにこの清々しさ…
オシャレ~。
洗練されたインテリアと暖かな陽の光が織りなす
陰★影
さざ波のきらめきが足元にまで広がってくるようです。
チェックイン~日の入りまでの時間は、部屋で過ごすことをお勧めします。
設計イメージは「船旅」、コンセプトは「滞在型リゾート」で、一週間くらいの滞在客がメインターゲットとのこと。
頭をカラッポにしてのんびり寛ぐのに最適です。
神々しさ
窓際のクローゼットはバーコーナーです。
急須がかわいい
ケトルはバルミューダ。
最下段は冷蔵庫になっています。
美味しかったオレンジジュース
暫くのんびりして館内のジムへ。
奥に見えるスパではボディトリートメントを行っています。
コンパクトなジム
宿泊者はジムのみ無料で利用できます。ウェアやシューズは要持参。
この日はブラインドが降りていましたが、中庭を臨みながらトレーニングができます。
時間つぶしには、目の前の商業モール「MARINE & WALK YOKOHAMA」をぶらぶらするのも楽しいですよ。
MARINE & WALK YOKOHAMA
夕方になると、クラブラウンジでは「カクテルタイム」と称して、軽食とアルコールが提供されます。
フォアグラのブリュレ、和牛ステーキ、その他
なんやかんや
プレートは人数分運ばれます。
アフタヌーンティーでもあんだけ食べさせてもろて、夕飯いりませんわ!
ドリンクは飲み放題で、日本酒、ワイン、ウィスキーは勿論、カクテルも10~20種類。
シャンパンやクラフトビールもありました。
クラブラウンジ
カクテルタイム終了後はナイトキャップ(寝酒)タイムに移行するので、ダラダラ居座ることもできます。
我々は、隣にパパ活かなってペアがいて気まずかったので、屋上に移動。
宿泊者専用の屋上(ルーフトップ)エリアです。
暖かい時期は気持ちがいいですね。
施設外で夜さんぽもグーです。
ホテルの周りをぶらぶら
小腹が空いたので部屋に戻ります。
小腹
ルームサービスを注文しました。
窓辺でダラ喰いがいい感じです。
部屋からの一枚。
窓を開けると心地よい風が入ってきます。
いい気分で一日が終わりました。
翌日。
朝食です。
朝食もクラブラウンジサービスに含まれます。
メインは肉か魚か選べました。
自分的には魚がかなり美味しく、おすすめです。
朝からおいしいものを食べると元気が出ますね。
パワー!